きもの・振袖専門店『和福屋』が運営する、和装小物・雑貨のオンラインショップ、『こものひより』

スタッフブログ

2022.03.24

江戸小紋の柄のお話

こんにちは、こものひよりです(^^)

いつもホームページをご覧いただき

ありがとうございます♪

 

今も愛される江戸のデザインについて

江戸時代は縁起をかついだり

無病息災を願うデザインが多く生まれ

今も着物や浴衣、小物などの柄に

使われています。

身近にある生活用品や植物などに

ヒントを得て着想されたものが、

多いのも特徴です。

江戸時代の人たちは、第一印象の華やかさ

よりも、地味に見えても【粋】が隠れる

贅沢なおしゃれを好むようになりました。

 

江戸っ子の遊び心を映すユニークな

デザインをいくつかご紹介します。

 

多彩な色を用いて華やかに染める京都や加賀の柄とは異なり。

江戸の小紋(細かい文様を散らしたもの)は基本的に一色で染める。

遠くから見ると一見無地にみえるが、近づいて見ると手の込んだ

細かい模様がたくさん入っているのが特徴です。

 

◆鮫

小さな点が扇状に並ぶさまが鮫の皮に似ていることから

この名がつきました。

曲線の積み重ねが美しさと独特の光沢をはなつ。

鮫皮はかたい鎧(よろい)のようで、魔よけの意味があります。

江戸小紋の中でも格式が高い柄です。

 

◆六瓢箪(むびょうたん)

瓢箪は種が多いことから子孫繁栄や多福を呼ぶと

縁起のいい柄ですが、3つ描かれると『三瓢子(拍子)』、

6つの瓢箪が描かれると『六瓢(むびょう)』が無病息災に

つながり、健康長寿をもたらすとされた吉祥柄です。

 

◆南天の実

冬に赤い実つける南天。

『難を転じて福となす』という語呂から

縁起の良い柄として人気があります。

冬やお正月におすすめの柄です。

 

◆松葉

2本の松の葉の元がしっかりつながり、

落ち葉になっても離れないため

『夫婦円満』の意味があります。

 

◆市松

もとの名は『石畳文様』。

江戸中期の歌舞伎役者、初代佐野川市松がこの文様の袴を

愛用したため『市松文様』に。

四角形が途切れず並ぶため『子孫繁栄』など、

縁起の良い柄です。

 

それぞれの柄に込められた意味を知った上で着物を選ぶと

また楽しいですね♪

 

 

 

浜松に実店舗をかまえる「和福屋」が運営する通販サイトこものひより。

こものひよりでは、着物生活が楽しくなるような和装小物を丁寧に紹介&お届けいたします。

今ならお買い上げごとにひよりハンカチ1枚プレゼント!

 

 

 

お電話での受け付けもしております♪

→tel:053-463-2111(営業時間9:00~18:00)(水・日曜は定休日となります)

関連する記事を見る
Copyright(c) WAFUKUYA. All Rights Reserved.