江戸小紋の柄のお話
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今も愛される江戸のデザインについて
江戸時代は縁起をかついだり
無病息災を願うデザインが多く生まれ
今も着物や浴衣、小物などの柄に
使われています。
身近にある生活用品や植物などに
ヒントを得て着想されたものが、
多いのも特徴です。
江戸時代の人たちは、第一印象の華やかさ
よりも、地味に見えても【粋】が隠れる
贅沢なおしゃれを好むようになりました。
江戸っ子の遊び心を映すユニークな
デザインをいくつかご紹介します。
多彩な色を用いて華やかに染める京都や加賀の柄とは異なり。
江戸の小紋(細かい文様を散らしたもの)は基本的に一色で染める。
遠くから見ると一見無地にみえるが、近づいて見ると手の込んだ
細かい模様がたくさん入っているのが特徴です。
◆鮫
小さな点が扇状に並ぶさまが鮫の皮に似ていることから
この名がつきました。
曲線の積み重ねが美しさと独特の光沢をはなつ。
鮫皮はかたい鎧(よろい)のようで、魔よけの意味があります。
江戸小紋の中でも格式が高い柄です。
◆六瓢箪(むびょうたん)
瓢箪は種が多いことから子孫繁栄や多福を呼ぶと
縁起のいい柄ですが、3つ描かれると『三瓢子(拍子)』、
6つの瓢箪が描かれると『六瓢(むびょう)』が無病息災に
つながり、健康長寿をもたらすとされた吉祥柄です。
◆南天の実
冬に赤い実つける南天。
『難を転じて福となす』という語呂から
縁起の良い柄として人気があります。
冬やお正月におすすめの柄です。
◆松葉
2本の松の葉の元がしっかりつながり、
落ち葉になっても離れないため
『夫婦円満』の意味があります。
◆市松
もとの名は『石畳文様』。
江戸中期の歌舞伎役者、初代佐野川市松がこの文様の袴を
愛用したため『市松文様』に。
四角形が途切れず並ぶため『子孫繁栄』など、
縁起の良い柄です。
それぞれの柄に込められた意味を知った上で着物を選ぶと
また楽しいですね♪
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