着物の正しい保管方法
こんにちは、こものひよりです(^^)
いつもホームページをご覧いただき
ありがとうございます♪
皆さん、成人式や七五三、結婚式など
人生の一大イベントで着物を着ることが
ありますよね?
さて、みなさんは着物の正しい保管方法を
ご存知ですか?
普段から着物を着ている!
といった方もいますが、大切な行事の時など、たまにしか着ない方が多数だと思います。
着物を初めて買った、
親から着物を大量にもらった、
という方々から、着物をどういう風にしまってよいか分からない、着た後はどうすればいいの?というお悩みをとても多く耳にします。
そこで今回は、着物の正しい保管方法をお教えします(^^)
着物の保管や管理の方法は、洋服の保管とは少し違うんです。
適当に管理をしていると、大切な着物が虫に食われたり、カビが生えたり、大きなシワができていたり、型崩れしてしまっていて綺麗に着れない!なんてことも!!!(>_<)
着物の収納や保管・管理の方法を知って、
大切な着物を長持ちさせましょう!
☆まずは保管時のポイント☆
↓↓↓
①虫干し
「虫干し」とは着物を直射日光の当たらない、風通しのいい場所で着物を干すことです。
天気が良い日に、和装ハンガー(屋外干しの場合は物干し竿でもOK)に掛けて十分に乾燥させてあげます。
虫干しは着物を湿気から守る大切な作業となりますが、着用時に気づかなかった汚れや傷みの点検にもなり、ご家庭でできる最適なお手入れです!
最低年二回
「梅雨が明けた後」と「11~2月の乾燥した時期」をおすすめします。
2、3日晴天が続く日を選んでください。
もし忙しくてこの時期に干せない場合は、
着物をしまっている引き出しやケースを開けておくだけでも効果があります(*^_^*)
②湿度管理
湿度は着物の大敵!
タンスをこまめにあけましょう。
<湿度管理のポイント>
★着物は一枚ずつたとう紙に入れる
★紙の箱は湿気を引き寄せるためそのまま保管箱として使用しない
★桐タンスは防虫効果があり、防湿性に優れているが万全ではないため、できるだけ湿気の少ない場所に置く
★タンスの中で空気の流れをよくするため、着物を詰め過ぎない(目安は一段4枚)
★除湿剤を入れておく
※いろいろな種類の防虫剤や防湿剤を併用してしまうと、化学反応を起こして大切な着物を変色させたりシミを作ったりすることがあるので、効果の高いものを1種類だけ使いましょう
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③紋や金加工、刺繍には薄紙(白い紙)をあてる
柄移り・色移り防止の為、紋部分、金銀箔、
刺繍のあるところには薄紙をあてましょう.
特に箔を多用している部分には必要です。
箔の剥離や着物の変色を防いでくれます!
④直射日光に当てない
着物も日焼けをします!
外で干している時はもちろん、蛍光灯や、
室内照明でも焼けることがあるんです!
着用時以外はなるべく直射日光や紫外線を避けることで、焼けや劣化を防ぎましょう。
☆続いて、着用後の保管のポイント!☆
↓
①着用後は必ずお手入れをする
一見汚れ無いように見えても、衿にはファンデーション、袖口には皮脂汚れが付着しています。
汚れを見つけたら、 下手に補修しようとせず、専門のお店に頼むのがベストです。
②シワを伸ばす
和装ハンガー等に着物を掛けて着用時のシワを伸ばしましょう。
※長い間ハンガーにかけっぱなしは型崩れの原因になるため注意
③陰干しをする
湿気を防ぐため、必ず陰干しをしましょう!
半日~1日ぐらいが目安です。
日焼けを防ぐためできればカーテンを閉め、電気を消した状態で陰干ししましょう。
着物は適切な保管、管理をすることで三世代に渡って受け継ぐことができます。
思い入れのある着物と沢山の思い出を作っていくために、大切に保管していきましょう!
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