浜松の着物総合加工センターに行ってきました(^^)<レポート>
こんにちは!こものひよりです(^^♪
先日和福屋のスタッフとひよりのスタッフで浜松にある 着物の加工業者、株式会社さかたやへ研修に行かせていただきました!
加工センターの外観です☺
京都では分業制で行っているそうですが、株式会社さかたやでは1社できものに関係するすべての加工をこの中で行っています。
湯のしの機械では水分量の異なる2つの蒸気を当てながら圧を加え、「地詰め」という加工を施していきます。この機械を通すことで仕立て上がり後の寸法の狂いを抑えています。
辻が花や絞り柄のきものの時は、弱い圧を加えながら蒸気のみでしぼりが立つような加工にしているそうです。きものの素材やデザインを生かすよう丁寧に加工が進められていました。
こちらは、さかたやオリジナルの機械で帯を一度に伸ばして仕上げの加工をしているところです。
着物の最終検品、仕上げはスタッフ全員が行えるようにしているそうです。お客様が心地よく着られるように蒸気と熱の作用を利用してふんわりとした仕上げにするよう心がけていました。
紋入れの加工も さかたやで行っています!
こちらは紋の型を収納している棚です。
図書館の古書の本棚のようです!
七五三の衣装に紋をいれようとしているところです。
紋様のなかの筋が細くきれいに出せるのは職人熟練の技です。
それぞれの加工をたくさん見ることができ非常に良い勉強になりました。
表には出てきませんがこうした職人がいることでお着物を長く心地よく着られることが出来るんですね。
見学させていただきありがとうございました!(^v^)
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